こんにちは!ノマドパンダ@nomadpandaaです!
このブログでは副業やノマドで成功を目指す人たちのために、働く場所や時間にとらわれない楽しい生き方やクリエイティブに関するグローバルな情報をシェアしていきます。

すぐにでも会社を退職してフリーランスになりたい!
パンダさん勇気をください!

ちょっと待ったー!
フリーランスっていうワークスタイルは魅力的だけどそんな甘い世界じゃないんだよ!
まずは本当に自分がフリーランスに向いているかを見極めないと!
最近はよくフリーランスに憧れている人が増えてきました。
今日の記事はそんな「フリーランスになりたい人」のための記事です。
目次
アメリカでは労働人口の約35%、日本では労働人口の約17%がフリーランスです。
世界的にフリーランス人口は年々増加しています。
ではなぜこんなにもフリーランス人口が増えてきているのでしょうか。
以下の理由が考えられます。
- 自由度の高いワークスタイルへの憧れ
- テレワークやリモートワークの普及
- オンラインで完結する仕事の増加
- クラウドソーシングやコミュニケーションツールなどの普及


やっぱりフリーランスってメリットしかないんだね。
みんなフリーランスになった方が良いよ!

でもみんながみんなフリーランスに向いているとは限らないんだよ!
フリーランスに向いている人と向いていない人にはっきり分かれるよ。
フリーランスに向いていない人の特徴をあげてみます。
- 寂しがり屋
- リスクを取りたくない
- 安定した収入が欲しい
- チームで働くことが好き
- 困った時は上司や先輩に助けて欲しい
- 職場の環境が合っている
- セルフコントロールが苦手
- 責任をあまり取りたくない
- もっと人と関わりたい
- 税金関係は手を出したくない
フリーランスというのは個人事業主です。
要するにどこの組織にも属さず、会社も持たない1人経営者なんです。
僕はフリーランスとして10年以上活動していますが決して楽ではないです。
正直、上記に当てはまる人にはフリーランスをオススメしません。
では、フリーランスにならない方が良い5つの理由を具体的に見ていきましょう。
僕は友人の反対を押し切りフリーランスになった時、幸運にも映画やテレビ番組の撮影の仕事をもらい、月25万円ほど報酬としてもらっていました。
「え、こんなにフリーランスになってすぐに良いお金もらえるの?」というのが正直な感想でした。
そう思ったのも束の間、結局その後6ヶ月間仕事がなくアルバイトで食い繋ぐことになりました。
今では大手企業のCMや広告、デザイン関係の仕事など200万円を超える報酬を頂くことも多いです。
ただ、大きい金額の案件であればあるほど、実は経費もかかり、費やす時間もかかります。
そして、残った利益から多額の税金を自分で払っていかないといけないのです。
1つの案件に時間を費やしている以上は他に同時進行で動かせる案件は限られてしまいます。
働く人間は自分1人しかいないからです。
要するに報酬から経費を差し引き、かかった時間で割っていくと意外と会社員と変わらこともあるのです。
忙しい時は営業活動もなかなかできないため最初の頃は案件が終わっては時間が空くというのが頻繁に続きます。
その間にどう食い繋いでいくかが問題となるわけなんです。
主婦の方だったり学生さんのように家計を支える方が別にいればまだ少しは余裕があるでしょう。
しかし家計を支えている主たる本人がいきなりフリーランスになるのはリスクがあります。
フリーランスは基本的に一匹狼で動きます。孤独を感じることもあるでしょう。
営業→受注→企画・構成→提案→制作→修正→納品→請求までを全て1人で行うこともあります。
例えば体調を崩してしまった時に誰も自分の代わりにはなれないですし、ミスしたり失敗した時に責任もとってくれません。
また、1から始めた場合、上司や先輩がいるわけではないので教えてくれる人も頼れる人もいません。その代わり叱ってくる人もいませんが。
ケツを叩いてくれる人もいないためスケジュール管理も重要で働きすぎで体調不良を起こしたり、納期に間に合わなかったりと自己管理能力が難しいです。
また金銭面でのマネージメントやクライアントとのコミュニケーション力も問われます。
会社員と比べ社会保障も手薄く、確定申告は基本的に自分でやらなければいけません。
国民年金への加入も必須ですし(老後に受け取る年金が会社員の厚生年金より少ない)健康保険も自己負担です。
会社のような組織に守られているわけでもなく、一個人として扱われているため雑に感じることもあるでしょう。
クライアント(お客さん)から真夜中に連絡が来たり、理不尽な要求や無理な修正をさせられたりすることも多々あります。
請求しても予定通り振り込まれなかったりとお金のことで揉めることもたくさんあります。
中には裁判沙汰までなるケースも!
自分で自分を守っていく術を身につけていかなければいけません。
近年ではリーマンショックや、新型ウィルスが世界中に蔓延したりと、突然予想もしなかった景気変動も度々あります。フリーランスはそういった景気変動の影響もすごく受けます。
また、取引先が発注先を変えたり倒産してしまったら、もろに影響受けるのは下請けのフリーランスです。
今回の新型コロナ感染症では幸い個人事業主も給付金や支援金などを受け取る対象にはなっているものの、法人よりはやはり待遇は良くないです。
ただでさえ、毎月の安定した収入がない中、こういった突然の景気変動に振り回されるのも耐えないといけません。
先行き不透明な状態が続くと不安などの負の感情に押しつぶされてストレスを抱え始めることもあるでしょう。
特に家庭を持つと収入面での不安が出てきたり、健康に対する不安も重なってくることもあります。
同時に将来の人生設計をうまくしていく必要もあります。
また、近くにスキル向上を手助けしてくれるような存在もいないため自分で仕事の速さや質を上手く上達させなくてはいけません。もちろん相性の合わないクライアントと何度もコミュニケーションを取ったり、営業や請求業務などといった自分の業務外のこともやり続けないといけません。
会社員であれば同僚と飲みながら愚痴ることもできますが、意外とフリーランスのコミュニティは少なく周りにもあまり同じワークスタイルの人は多くいないはずです。
そういった精神的なストレスとの闘いもフリーランスの抱える一つの重荷です。

今の話を聞くとフリーランスって思った以上にしんどいんだな〜
不利ーランスじゃん!ちょっとやる気無くしました….

でもね、デメリットだけじゃないんだよ!
ではフリーランスは本当にデメリットだらけなのでしょうか。

大変なことも多いですが実はフリーランスになるとたくさんのメリットもあるんです。
- 働く時間、場所を自分で自由に選べる
- 年齢に関係なく働ける
- リストラがない
- 人間関係のストレスがあまりない
- パワハラ・セクハラなどに悩まされない
- 収入アップが期待できる
- 人脈を幅広く広げやすい
- ダブルワークができる
- 時間を有効に使える
- 自己管理能力が高まる
- 自分のスキルをお金にしやすい(講師や出版など)
僕は時間を有効的に使いよく数ヶ月間国内や海外に旅に出ます。車で仕事することもありますし、ビーチの前で作業をすることもあります。
また、他の案件を同時に回したり、チームを組んだり、同業者に仕事を回したりと幅広く時間と人脈を活用しています。今ではストレスも少ないため心の余裕が持てていつも健康的な生活を送ってます。
もちろんどんな仕事も職種もメリット・デメリットは必ずあります。
その中でもフリーランスは自分1人で抱える責任は重いです。
その分、逆に働く時間や場所を自由に選べたり、自分で報酬額を決められたりできるのがフリーランスの特権です。
いかがでしたでしょうか!
例えば「自分は安定よりストレスに弱い」のであればストレス度を重要視してリスクをとるのかメリットを上手く活用できる人がフリーランスとして成功していく人だと思います。
いきなりフリーランスになるよりもまずは副業などで少しずつフリーランスとしての仕事を増やしながらスキルと顧客を獲得しつつ少しずつ本業にしていくことをオススメします。
もしも将来自分のスキルで生きていきたい、責任を持って自由なワークスタイルを持つことの方が魅力的だという人は、ぜひフリーランスというワークスタイルを検討してみるのも良いと思います。
最後にフリーランスを目指す人のためにとても参考になる本をご紹介します。